サガン鳥栖J2観客動員4位(第35節終了時点)
J2も残り9試合
J2の試合も残りわずかとなってきた。昨年も観戦をしていた私にとって試合内容もさる事ながら一番気になっているのが観客動員なのだ。 今年の鳥栖スタは明らかに観客が増えているのが分る。佐賀県プロサッカー振興協議会(会長:古川佐賀県知事) による佐賀県内及び筑後地区市町村の無料招待事業、運営会社サガンドリームスによる積極的な広報・営業活動、 サポーターの方達による告知活動、地元メディアによる広報活動など今年になってようやく県全体で盛り上げていこうという気運が高まった。
昨年の平均入場者数は3600人程、 観客動員作戦には異常と思えるほど前運営会社は関与せずサポーターが主体に行っていた。 前運営会社とサポーターがバラバラになっては当然観客が増える事はない。しかし、 今季の第35節終了時点での一試合平均観客動員数は8210人で昨年の約2倍。 昨年は1度もなかった1万人越えは実に5試合を数えるまでになった。
【2005J2観客動員数:第35節終了時点】
1位仙台 269,437人 2位札幌 178,023人 3位福岡 173,613人
4位鳥栖 139,752人 5位京都 128,905人
J2データ[Jリーグ公式]【2005J2観客動員数(1試合平均): 第35節終了時点】
1位仙台 15,849人 2位札幌 10472人 3位福岡 9,645人
4位鳥栖 8,210人 5位京都 7,583人
J2データ[Jリーグ公式]【ホームでの1万人以上観客試合:第35節終了時点】
第1節:福岡戦 13,039人 第18節:徳島戦 11,631人
第19節:水戸戦10,109人第26節:横浜FC戦 11,132人
第30節:福岡戦 11,614人
なぜ、1年でこれだけの観客を集める事が出来たのか。自分なりに考えてみると、 ”夢”を与えられるチームになった事が大きいのではないだろうか。「無料招待客が多いから」 という声も聞こえてきそうだが、いくら無料招待でも魅力がないチームを応援しに鳥栖スタまで足を運ぶだろうか。昨年の今頃、 毎年のように繰り返される存続問題に”毎年恒例のお家騒動”とまで揶揄され、そう言った雑音によってサガンを純粋には応援できず。 私の周りからも「サガンはどがんなっと?」と試合内容の事をまったく聞かれる事はなかった。
しかし、今年はどうだろう。「サガンの勝ったね!」とか「鳥栖スタに応援に行きたい!」などサガンを気に掛けるようになってきている。 5月にはJ1自動昇格圏内の2位にまでなり、今でも昇格圏内の3位を目指して上位の仙台、京都に勝利。 規模が小さいチームでもビッグーネームに勝てるんだという”夢”を与えてくれている。そして、 Road to J1を高らかに叫べるようになった。
今年から何もかもが新しくなったサガン鳥栖。何の雑音もなく純粋に応援できるようになった環境を喜び、 残り試合も少なくなったが最後の最後まで夢を諦めずサガン戦士と共にJ1昇格を目指し応援し続けよう! 佐賀にJリーグチームがある事を誇りに思って。。
We are SAGAN!!
すごい飛躍ですね。
営業力と興行力というのはホント大事ですね。
潜在的なお客様はもっともっといると思いますのでゆっくりとでもいいですから伸ばしていって安定した観客数を保ちたいですね。
Posted by: オーレ(大谷) | 2005年10月07日 17:38
オーレさん、ご来訪ありがとうございます。
今年は、全てが1からのスタートになったような気がします。今年から観戦した人も多くまだまだ鳥栖スタが一体となった応援を出来ていませんが来年こそはチームも選手も飛躍する年になれば良いかなと思っております。
Posted by: magpie | 2005年10月07日 19:38