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2005年10月09日

第85回天皇杯3回戦 サガン鳥栖vs筑波大学

 朝から良く晴れた、日差しは強いものの日陰に入れば涼しいくらいの絶好の観戦日和。 天皇杯の3回戦vs筑波大学戦が佐賀県陸上競技場で13:00から行われた。 天皇杯はトーナメントで行われるため一発勝負独特の雰囲気があり、たとえ格下相手でも全く油断できない戦いなのだ。

第85回天皇杯3回戦
天皇杯でオーロラなんて何年ぶりだろう。。

サガン鳥栖選手
試合前の精神統一

第85回天皇杯3回戦
両チームの選手

サガン鳥栖
  【サガン先発メンバー】
-----新居---鈴木-----
---濱田-------高橋---
---矢野-----井手口--
山道-加藤-八田-一柳
------シュナ潤--------

サガン鳥栖 キックオフと同時にサガンが猛攻を仕掛けるのかと思いきや、やはり恐れていた格下の相手に合わせる” というサガンの悪い所がいきなり出る。先日行われてた京都戦のように相手に攻め込ませて最終ラインで防ぎ、 前線というか相手DFの裏に放り込むという、「大学相手にそれはやってはいけないだろう・・・」という攻め方に終始。 中盤でビルトアップしサイドに展開してからフィニッシュとい攻撃パターンは皆無。 一方の筑波大学はサガンに負けず劣らず中盤で良く繋ぎサイドへ展開、 という攻撃パターンを徹底して行いなんとサガンのエリアでの試合が続いていた。

松本監督もテクニカルエリアのギリギリのところまで出て常に大声で指示を送る。あまりにも中盤で玉が収まらない憤りに選手交代。

DF8.八田→MF19.高林

八田が別に悪いわけではなくボールを中盤で収め展開力を期待しての事だろう。ボランチのDF24.井手口をCBに下げ、 その位置に高林が入った。前半での交代にサガンが自分達の形に持っていけないという事が分かる。まったく、 どちらがプロなのか目を覆いたくなるような試合展開だ。セカンドボールは常に筑波大学に支配され、中盤では自由にボールを回され、、 サガンの選手達はどのような気持ちでこの試合に臨んでいるのか聞きたいぐらいだった。結局、 筑波大学に押されっぱなしの無様な試合展開で前半を終了、観客席も無様なサガンの姿に一様にざわついていた。 前半はサガンのCKが0本という結果が前半のサガンを物語っていた。

サガン鳥栖 後半が始まると同時に、サガンらしさが出てきた。ボールの支配率がぐっと上がり、 中盤もサガンが支配するセカンドボールも取れるようになってきた。 MF34.濱田とMF13.高橋がポジションチェンジを繰り返し、攻撃を仕掛けていく。 だんだんとフィニッシュまで持っていけるようになってきた。しかし、ゴールまではまだまだ遠い。 後半からは筑波大学が中盤でサガンにボールを持たせ最終ラインで攻撃を止め、カウンターをしかけるという、 一進一退の攻防が続き時間だけが無情に経過していた。後半も30分過ぎようやくサガンが波状攻撃をしかける「なんで、 前半から仕掛けないのか・・・」と。 そして後半35分GKからセンターラインを越えた辺りでFW11.氏原が競りこぼれ玉を高橋がカット、 前線で張っていたFW.27新居に絶妙のスルーパス。新居が相手GKと1対1になり落ち着いて右隅にシュート。

サガン鳥栖 

GOOOOOAL
後半35分 FW27.新居(鳥栖)1−0

 

 

 

やっとの事で、鳥栖が先制!観客席は堰を切ったように大歓声。だが、選手達に喜びの輪は出来なかった。そりゃそうだろう、 やっと得点できるなんて不甲斐ないと思ったに違いない。ゴールを決めた直後の2分ぐらいまでは濱田、 高橋の連続シュートもクロスバーに嫌われる惜しいシュートもあったが、サガンの攻撃も長くは続かず、 逆に筑波大学にカウンターを喰らう危ない場面もあったが無事タイムアップ。

筑波大学の選手がサガンベンチ前で挨拶に来た時は観客席から惜しみない拍手が送られた。筑波大イレブンは最高のチームだった、 実際にサガンの即戦力として活躍できるだろう選手も何人かいて筑波大学のレベルの高さに驚いた。 「もし筑波大学が先制してたらサガンは追いつけたのだろうか?」と思うほど筑波大学は素晴らしかった。 天皇杯の戦い方の難しさと格下チームに圧勝できないサガンの戦い方にどっと疲れた天皇杯3回戦だった。

筑波大学
筑波大学の選手達にはスタンドからも惜しみない拍手

サガン鳥栖 
4回戦はJ1が相手

サガン鳥栖 
とりあえず、勝ててよかった。。

[日時] 10月13日(日)13:00キックオフ
[会場] 佐賀県総合運動場陸上競技場
[天候] 晴れ[ピッチ] 良芝
[入場者数] 1,779人

[結果] サガン鳥栖 1‐0 筑波大学(茨城県)

[得点者]
80分 新居辰基(鳥栖)
[警告]
72分 高林佑樹(鳥栖)
[交代]
37分 八田康介→高林佑樹(鳥栖)
72分 鈴木孝明→氏原良二(鳥栖)
84分 木島悠→田中雅也(筑波大)
84分 出口司→内田康隆(筑波大)
87分 新居辰基→下司隆士(鳥栖)

第85回天皇杯全日本サッカー選手権大会3回戦監督・選手コメント
[サガン鳥栖公式]
NHKスポーツオンライン 第85回天皇杯サッカー[NHK]
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第85回天皇杯3回線 サガン鳥栖 vs 筑波大学の観戦レポート in 佐賀県総合運動場陸上競技場 [Read More]

コメント一覧

ホント、勝ってよかったよ。
パス・クロスの一つ一つが、「筑波うまいな~。それに比べて・・・」って思う試合だったし。
とりあえず、天皇杯勝ち進めばJ2のリーグ戦が終わっても試合が観られることに気がついたんで、選手達にはもう少し頑張ってもらわないと!!

筑波の精度の高さは正直サガンにも欲しいと思いました(笑)。後半35分まで得点できない辛勝にヒヤヒヤでしたね。4回戦からはいよいよJ1が相手、サガン得意の上位キラーを発揮して元日は国立で。

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