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2006年03月18日

J2第3節 サガン鳥栖vsヴィッセル神戸

昨晩からの雨が降り続く。今日は雨の中での観戦になってしまった。 昨年のホーム戦は見事に一試合も雨が降らずスリッピーな鳥栖スタの試合はどのような感じになるのか記憶から消えていた。

相手はヴィッセル神戸なのだが相変わらずJ1に関心が無かった私はどのようなサッカーをしてくるのか想像も付かないでいた。ただ、 神戸は本調子ではなくサガンも惜しい試合が続いていたのでJ1降格の神戸に勝てば弾みがつき勝てるチームに変貌してくれるだろうと期待した。

J2第3節 サガン鳥栖vsヴィッセル神戸
雨の公式戦はいつぶりだろう・・

雨の中でも観衆は4,836人と今までのサガン鳥栖にしてみればかなり入ってのではないだろうか。 それだけ今季初勝利を見たいといお客さんの期待の表れでもある。 これをサガン鳥栖の選手がどう感じてくれたのかいよいよ今季初勝利を目指して前半のキックオフ。

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【スタメン】
FW9.新居  FW29.日高
MF20.山口      MF34.山城
MF.14高橋   MF8.ユン
DF13.吉田  DF4.飯尾  DF5.ユジン DF23.衛藤

前半早々はサガンのペースで試合が進む。この試合から復帰した新居、 今季初スタメンの日高とFW陣の爆発に期待したいところ。 それが形となって現れ山口からのクロスがフリー気味にの日高が頭に合わせるも惜しくもバーの上。 両チーム最初のシュートがサガンだったので勝ちたいという気持ちが前面出ているような気がした。しかし、 前半9分左からのCKを競ったものの運悪くゴール前に玉が落ちそれを押し込まれ先制点を許してしまった。 昨年からの課題であるセットプレーからの失点という事で鳥栖スタ全体のテンションが激下がり。。。

 前半9分 栗原 (神戸)0-1

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神戸ゴール後

それからサガンが反撃に出るのかと思いきや中盤でのパスミス連発。とにかく、 新居はマンマークで抑えられ中盤では攻撃の基点となるユンと高橋に神戸のプレスが効いているので慌ててパスを出すと言った感じに。 ワンタッチでのパス交換が出来ず相手を探しては時間をとられ神戸に玉を奪われる時間が続く。 一方の神戸も別に襲い掛かってくるわけではなくサガンのDF陣がしっかりと付いている為、 遠目からのシュートしか打てず決定的なチャンスを与えない。”中盤で神戸がパスカット→サガンDFが踏ん張る”と言った展開が延々と続く。 なので膠着状態と言ってもサガンのミスがかなり目立っていた。

J2第3節 サガン鳥栖vsヴィッセル神戸
サガンDF踏ん張る

そんな後半も42分、PAの右側からFKのチャンス。ユンは横にボールを流し高橋ミドル。 相手DFに当たったボールは左に流れ受けた山口がすぐ横に居た衛藤へパス。衛藤がダイレクトでシュート!

G O O O O O A L
前半42分 DF23.衛藤(鳥栖)1−1

J2第3節 サガン鳥栖vsヴィッセル神戸
この後のこぼれ玉を衛藤が!

完璧に振りぬいた豪快なシュートで見ていて気持ちよかった。待ちに待った今季初得点! なんせ今までストレスが溜まる一方の試合展開だったので鳥栖スタが一気に盛り上がった。ここで一気に攻勢か?と思ったのもつかの間。 飯尾と相手FWが競ってPA付近でもつれ、転がったボールを足で止めて手で持った瞬間に笛。。ん!?相手FWが最後に触ったよね?? しかし主審はバックパスを手で受けたとの判断で間接FK。線審。。あなたもはっきり見てたでしょ!?そんな抗議も実らず。

J2第3節 サガン鳥栖vsヴィッセル神戸
この判定だけは意味が分からん

ワンタッチでシュートを打たれるもサガン全員捨て身のディフェンスでなんとかしのいだ所で前半終了。 不可解な判定にムード悪すぎ。。

【J2:第3節】鳥栖 vs 神戸:ハーフタイムコメント  [ J's GOAL ]

後半開始から前半パスミス連発で動きにキレの無かった高橋に変えていよいよMF30.蒲原登場! サテライトや練習試合でキレキレのドリブルを連発していた蒲原。練習中の怪我などでやっとこの試合で出場した。 彼への期待の高さか鳥栖スタ全体からかなりの拍手をもらっていた。

後半0分 [交代] MF14.高橋→MF.30蒲原

こうなってくると左サイドに入った蒲原からの攻撃が主体になる。 立ち上がりから1点を奪いに前掛かりになっていたサガンのパスを神戸がカットしてカウンター。

後半1分 近藤(神戸) 1-2

J2第3節 サガン鳥栖vsヴィッセル神戸
後半開始早々の失点・・・

立ち上がりのこれから!という時に痛い失点だった。 しかも近藤を抑えに行ったユジンが昨日の練習で痛めていた左膝を負傷し悪化させてしまった。 立ち上がれないまま担架でピッチ外に運ばれそのまま交代。

後半3分 [交代] DF5.ユジン→DF28.廣瀬

J2第3節 サガン鳥栖vsヴィッセル神戸
大事に至らない事を祈る。。

このユジンの交代によりCBは飯尾と吉田の初のコンビとなる。だまだまだ追いつける時間帯。 左サイドの蒲原がゴールラインまで切れ込み相手DFを交わしてゴール近くまでドリブルしチャンスを作る。 しかし何度と無く左を破られてしまっていた神戸も左の蒲原を数をかけて抑えにくる、この点は神戸の修正も早かった。 左サイドの攻撃を封じられてしまい右SBの衛藤が上がらざるを得ない。 サガンは相変わらずパスがつながらずユンも完全に抑えられ攻撃のチャンスを作れない。神戸は完全に網を張りカウンター狙い。 サガンも簡単に神戸の網にかかってしまいパスカットをされては上がっていた衛藤の裏へ。

後半13分 近藤(神戸) 1-3

この失点は非常に悔やまれた。 右サイドの衛藤が上がった後の約束事がCBの飯尾と吉田には出来て居なかったのかもしれない。 なんせこのコンビは紅白戦でも練習試合でも見た事はなく。急造CBと言ってもおかしくなかった。 後半20分以降は神戸のプレッシャーにサガンの選手達が混乱しているのが見て分かった。パスコースがすべて消されている。 相変わらずユンへのプレッシャーは厳しくサガンの攻撃を遅らせて守備を整える神戸。その網に引っかかりカウンターを喰らうサガン。 これが延々と続いた。

後半21 [交代] FW29.日高→FW9.鈴木

今季初スタメンの日高も良くがんばったと思うが神戸の高さにことごとく仕事をさせてもらえなかった。 そこで鈴木の投入となるわけだが鈴木もポスト役に徹するも玉が収まらなかった。 新居は相変わらずのマンマークに付かれユンのスルーパスを受ける為に動き回っていたが神戸がそれを読んでいるのかパスがまったく前線に供給されず。

J2第3節 サガン鳥栖vsヴィッセル神戸
神戸にことごとく跳ね返される

後半35分からは自陣で神戸に玉を回されはじめるのだかサガンの選手は玉を奪いに行くのではなく前を向かせないプレッシャーのかけ方をする。 これじゃいつまでたっても玉は奪えないし攻撃に転じられる事が出来るわけが無い。 神戸にしてみればありがたい話でボールをキープできるわけだからこれほど簡単なことはないよね。もう、 サガン鳥栖は戦いを諦めてしまっているような感じがして見ていて悔しくてたまらない。 こんな感じじゃロスタイムなんていらないしさっさと笛を吹いて終わってくれた方がまだましだった。そのままタイムアップ。。

J2第3節 サガン鳥栖vsヴィッセル神戸
1-3完敗・・・

この試合を見て本当にサガンのむしゃらさが無くなったね。そりゃ、 攻撃の型にこだわるのはいいと思うけどこだわり過ぎるのはどうだろう。おかげで前線にまったく玉が出ない。 それだったらもう少し攻撃の型を変えてみるとか出来ないものなのだろうか。 監督も選手達が自分達のアイデアで攻撃を仕掛けるチームになったから放任してるんでしょ?なぜにそんな綺麗なサッカーをしたいのですか? しかも負けてるんだぞ!残り時間が少なくなったら負けてるチームらしくがむしゃらにボールを奪いに行けよ。

今日の試合を見てサガンには正直がっかりしたし過大評価をしていた自分にもがっかりした。 サガンはきっかけを掴めば常勝チームになる要素を十分に持ったチーム。しかしそのきっかけがいつになるのかわからない。 今は耐える時期なのか。。一日も早くサガンの勝利が見たい。。

J2 第3節 ヴィッセル神戸試合結果 [サガン鳥栖公式]
松本育夫監督記者会見コメント  [ J's GOAL ]
試合終了後の各選手コメント  [ J's GOAL ]
スチュアートバクスター監督 (神戸)記者会見コメント  [ J's GOAL ]
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コメント一覧

お疲れ様でした。今日の試合初ゴールを見たのに元気すら出ません。上手さはある。以前よりパスもつながる。しかし結果が結びつかないのでは何も生まない!
新居がマークされ、前線へのボールの供給が少ない。相変わらずシュートで終わらない。もっと気持ちを前面に出したプレイを期待します。

管理人さんが過大評価されていたとおっしゃったこと。昨日の試合を見てサガンのサポーターのほとんどがそう感じたのではないでしょうか?現実を受け止めないといけませんね。他所も強くなっているのですからね。監督は「技術に差はないのだが、気持ちの差が出た。」とおっしゃってますが、ボクはサッカー人としてのイマジネーション(あるいは分かりやすく言えばセンス)の差だと思いました。つまり、もっと一段階強くなるためには、より優れたイマジネーションを持ってテンポを変えれる選手が必要なんです。他の強いチームを見てると必ずいますよ、そういう選手が。気持ちの問題だけでは解決は難しいと思いました。

TERUさん>>
ユン、ヨシキを徹底されてマークされればサガンは勝てないと言うのが良く分かった試合でしたね。神戸は徹底していたと思います。それを打開できなければ上は目指せないですね。

かいぼーさん>>
前半も後半もずっと同じリズムで戦えば相手も守りやすいでしょう。監督のコメントにも正直がっかりしてしまいました。「気持ちの差??」選手達が戦ってなければ試合を見に来ているお客さんに失礼ですよ。

昨日も気になったのだが、ユンの早いリスタートについていけないと言うか、感じていない選手がほとんどで、開幕戦の時もそんなプレーあっただろ!?って場面があった。とても毎日一緒に練習しているとは思えないくらい意志の疎通が図られてないシーンがあってビックリした。もうすこし選手間で決まり事を作った方がよいのでは??
昨日の試合は観ていて、確かに最悪だと感じたし、ブーイングも当然だし、って内容だったけど、小手先でだけのやり方を変えず、ベースをきちんと積み上げてくれれば、絶対に強くなりそうな予感はあります。
シーズン前からのうちの評判は絶対に過大評価だとは思ってません。ただ、準備する時間で怪我人が多すぎて、十分に試す機会がなかったから、その分シーズンにずれ込んでしまったと見ています。最悪な結果ですが、まだまだ序盤ですし、もう少しナマ温かく見守りましょう。

みつさん>>
確かに意思疎通の無さは痛感しますね。そんな事はキャンプ中にちゃんとやって欲しかった。私は未だに公式戦がはじまったような実感が湧きません。なんか、試合毎に調整しているようで。。とにかく早く勝利を挙げて欲しい。今はただそれを願うのみですね。

神戸はサガンをよく研究してきたと思います。
そりゃー当然でしょうけれど、ユンさまへの徹底マーク、新居へのボールの供給を遮断する動き。新居もかなり苛立っており、新居を倒した神戸の選手へケリをいれかけたシーンもあり、ヒヤヒヤものでした。
ユン様は、さすがです、何をされても冷静に次のプレーへ切り替えていたように感じました。
しかし、神戸戦を他のチームが見てさらに研究する訳ですから、ユン様と新居がおとりとなるような動きが必要でしょう。ただし、ユン様のかわりとなるようなMFが必要です。それは濱ちゃん、はやく帰ってきてほしい。
金のケガも心配、ヨシキの調子も心配。
早く勝ち星がほしいです。

のりっくさん>>
神戸のプレスとスピードはJ2レベルじゃなかったですね。ユンは激しいプレスを受けながらもパスを供給し続けました。もう少し周りの選手がユンに合わせてあげると効果的になると思います。
守備の面から言えばヨシキしか居ないでしょうからユンのプレスがきつくなった時にヨシキがどれだけ補えるかでしょうね。

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