J2第7節 ベガルタ仙台vsサガン鳥栖
結果も大体の試合内容も分っているのに、またまたサガンダイニング管理人様に甘えて仙台戦の模様をDVDに落としてもらい1日遅れPCで観戦。 どんな試合展開だったか非常に興味があったもので。
【スタメン】
FW:藤田 新居
MF:濱田 山城 高橋 ユン
DF:高地 飯尾 ユジン 長谷川
GK:浅井
【サブ】
GK:田中 MF:蒲原 廣瀬 山口 FW:鈴木
前半の入り方は非常に良く、中盤でパスを回しポスト役の藤田に当てて攻撃を作る型はまさに前節の湘南戦そのままだった。 両SBも仙台のSBの裏を突いて攻撃参加。 攻撃力が半端じゃないブラジル人トリオにも仕事をさせずかなりサガンが良いペースで試合を運んでいるがやっぱりフィニッシュがなかなかねぇ・・・。
CKやFKも一発で終わっちゃうし2次攻撃につなげられないのはサガンの宿命なのかな。 中盤でのパス回しが昨年の違って良いというのは分ったから早く得点を入れて更に自分達のペースに持ち込もうよ。と思った前半終了間際。
前半43分 磯崎敬太(仙台)0-1
やっちまったよCKからのセットプレー。
もう見慣れちゃったんで(汗)失点した時は「またか・・・」としか思わなかった( ゚ー゚) 。
ここまで前半はサガンのペースで押してて、たった一発のCKで失点。。
そして前半終了。新居シュート打ったっけ??
ただ、前半のような流れを作れば後半に必ずチャンスは来ると思った。
【J2:第7節】仙台 vs 鳥栖:ハーフタイムコメント
後半が始まったが両監督のハーフタイムコメントでガラッとリズムが変ったような気がする。サガンは前半そのままの入り方、 一方の仙台は前半の戦い方と違いサガンの中盤に対して素早いチェック。玉を奪うと一気にブラジル人トリオでサガンのゴールを襲う。
しかし、あの3人はすごい!玉が彼らに渡ると3人でカウンターを仕掛けフィニッシュまで持って行くし。 まさに仙台の攻撃に火が付いた感じだった。一方のサガンは仙台のスピードについていけずファールでしか止める事が出来ない。また、 仙台のDF陣が強くPA内まで玉を持ち込ませないし、ポストの藤田に厳しいチェックが入るので玉も収まらない。 それでは両サイドからクロスを上げるが仙台のDFに跳ね返される。
そして。。。前半32分 [退場] キン・ユジン(サガン)
両足で足の裏を見せながらのレイトタックルで一発退場。あえて突っ込んでいく状況でもなかったのに。。 TMでユジンが度々後ろからスライディングタックルしているのを見て「危ないなぁ・・」って思ってたんだよね。 まだ失点は1点だったので追いつける雰囲気の中でユジンの退場は痛かった。
そして。。。後半33分 菅井 直樹(仙台)0-2
ユジンが退場してサガンのDFが安定しないところをPA内で相手FWに楔に入られ玉を軽く横に流されたところに菅井が足を振り抜きゴール。 もう、PA内でサガンの選手達がアワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ してたのが分りましたし。
で、サブメンバーを見るとこれまたDFが1人も居ないわけで・・((;゚Д゚)
後半34分 [交代] FW25.藤田→FW11.鈴木
後半39分 [交代] MF14.高橋→MF30.蒲原
サガンは2点のビハインドで攻撃するしかないのだがやっぱり両SBの上がりは減り、 中盤もこれ以上失点してはいけないという事で気持ちが守備重視に。もうカウンターを防ぐほど体力が残っていないのも見て取れた。そして、 サガンが1点を取りに最後の力を振り絞って攻めた玉をパスカットして仙台のブラジル人トリオでカウンター開始。
後半44分 ロペス(仙台)0-3
試合終了。0-3で敗戦・・・。
後半も新居シュート打ったっけ??
この試合でちょっと気になることがある。それは藤田が楔に入り玉を抑え切れれば2列目の選手が飛び込みチャンスになるのだが、 逆に玉が収まら無い場合どうするの?他に攻め方があるの?? というワンパターンな展開でなかなかPA内に入ってシュートを打つと言う決定的な場面は見られない。 そして新居をまったく活かしきれてないんですよね。
ビルドアップ→藤田ポスト→PA外から宇宙開発
このワンパターン。。。
それならと両サイドからクロスが入っても高いDFが居るチームには通用しないし。
仙台の監督も「8番、11番、25番を抑えれば・・」と言っている様にまさにサガンはこの3人を抑えられると何も出来ないんですよね。
新居が囮になってシュートコース空けても飛び込んでくる選手の精度が無さすぎ。。
これじゃ、相手DF陣も楽だと思います。2列目にシュート打たせとけば良いんだし。。 確かに仙台戦では前半と後半に高地がドリブルで抜けて惜しいミドルがあった。だが、サガンのシュートはほとんどミドル。 しかも仙台にとってまったく怖くないシュートが。。 (-_-;)中盤であれだけ精度の良いパス回しが出来るんだったら新居の裏への飛び出しを信じてスルーパスでも出せば良いのにな~なんて思うのはド素人考えですかねw
もう、サガンの修正点は見つかっているはず。とにかく新居にシュートを打たせて上げてくれ。 そこからきっとチャンスは生まれてくるはず。次節は東京vとの厳しい一戦になると思いますがホームなのでサガンの奮起に期待します。
それとユジン、何があっても応援してたけど今回だけは猛省せよ!
仙台 3 - 0 鳥栖 (19:04/ユアスタ/11,431人)
得点者:'43 磯崎敬太(仙台)、'78 菅井直樹(仙台)、'89 ロペス(仙台)
松本育夫監督(鳥栖) 記者会見コメント [ J's GOAL ]
ジョエルサンタナ監督 (仙台)記者会見コメント [ J's GOAL ]
試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
J仙台 vs 鳥栖 レポート [ J's GOAL ]
2列目がこぼれ球を拾えないのは昨年と同様でして、何故にメンバーも入れ替わった今年も拾えない!?と嘆きがでるほど拾えません。
とはいえ、2列目がボールを保持する為には、やはり連携も関係してくるのでこれも一概には云えない事。
しかしながらサガンのポゼッションサッカーは、これからも貫いてくれなくては困ります。
あれのメドが立つと、相手がドン引きしようがカウンターを狙おうが一定の成果が挙げれるハズなんですよ。
ただし、ボールを扱う技術をもっと丁寧に、正確性を上げていかなくてはいけませんが。
とにかく次のヴェルディ戦ですね。
私は期待しています。
Posted by: れんた | 2006年04月06日 18:29
れんたさん>>
前向きなコメントをありがとうございます。
ボールを扱う技術・・・正確性・・・ですか、、
すでに7節を消化したんですけど(((( ;゚д゚)))
東京v戦、いい試合になることを期待します。
Posted by: magpie | 2006年04月06日 18:42
ぶっちゃけ、自分の所ではなくてやまうちさんのBlogのコメント欄ということで書かせてもらうと
カ ウ ン タ ー サ ッ カ ー の ド キ ド キ 感 大 好 き で す (笑)
ポゼションサッカーは個人技を備えないとなかなかドキドキする場面がないですよね。
攻めるときのスピード感がある分だけカウンターサッカーのほうがいまはいいです。
しっかりボールをキープできて圧倒するまでになればそちらのほうが楽しめるのでしょうけどね。
ま、とにかくシュートが枠に飛ばないと話にならん。
Posted by: オーレ(大谷) | 2006年04月06日 18:49
大谷さん>>
私はご自信の所で書けない大谷さんの理由が知りたい(です。(爆)
昨年のサガンは確かにカウンターサッカーでドキドキ感いっぱいでした。が、下位の取りこぼしが多かったような気がします。
カウンターでもポゼッションでも大谷さんが仰るようにシュートが枠に行かない事が最大の問題ですね。ゴールに玉が入らないと勝てない単純なスポーツなんですけど。。
Posted by: magpie | 2006年04月06日 19:18
いやー仙台戦はけっこう収穫ありましたね。
毎試合・毎試合攻撃に厚みが加わってくるとホームゲームが待ち遠しくなりますよ。ヴェルディ戦はユジンが居ないのが穴ですが、そこはベテランのメグさんか加藤が埋めてくれるだろうし、後はフィニシュできちんと終われるかですね。サガンは先制点をとって安定感がさらに増すチームでもあるし、勢いをつけてラモス・ヴェルディを打ち破ってほしいですね!
Posted by: テクニシャン・小島 | 2006年04月07日 13:18
小島さん>>
確かに仙台戦の前半は見事なプレーでしたね。あの流れを90分間続ければ相手が東京vでも怖くないですね。3連戦の最後は勝利で鳥栖スタが揺れる事を期待します。
Posted by: magpie | 2006年04月07日 14:32