それにしても暑いな。。一週間で3試合をこなしているサガン。その3試合目がこの天気じゃ選手達の体調がかなり気になる。横浜FCは、 中盤の軸である山口とアウグスト、セットプレーに絶対的な強さを見せるトゥイードが出場していない。 よってサガンの有利な展開になると見ていたのだが。

【スタメン】
FW9.鈴木　　
　　　　　MF20.山口
MF34.山城　　　MF7.濱田　　　　　
MF14.高橋　　MF8.ユン
DF16.高地　DF5.ユジン　DF3.加藤　DF26.長谷川　
GK31.浅井

【サブ】
GK1.シュナ　MF6.村主　MF24.小林　MF28.廣瀬　FW11.新居

前半、サガン鳥栖ボールでキックオフ。
お互い中盤でのプレスが効いていてなかなかフィニッシュまで持っていけない。サガンのＣＢは今季初コンビになるユジンと加藤だが、 相手の2トップを良く抑えていた。 それは安心してみていられたのだが中盤の組み立てがチグハグで高い位置で玉を奪ってい両サイドに構える選手を上手く使うことができない。 山口は積極的に玉を受ける動きを見せているが出す側とのコンビネーションが上手く行かない。

ユンが復帰したものの・・・

ユジンと加藤で相手2トップを抑える

2本ほど山口が絡む惜しいシュートがあったものの、 攻め急いでいるのかそれとも周りが見えていないのか簡単にミドルを打って攻撃が終わってしまう。 シュートで終わるのはサッカーの基本でいい事だとは思うが、足元が上手い選手が揃っているサガンだけに、 もう少しＰＡ付近で相手のＤＦが嫌がるようなパス交換で崩す事も出来たのでは？と思うようなプレーがあった。 その為に中盤を厚くしているわけだし。なんか自分達で難しくしているような感じがした。 両チームとも特に決定的なチャンスもそれほどなくあっさりと前半が終了する。

【J2：第17節】鳥栖 vs 横浜FC：ハーフタイムコメント

後半キックオフ。
なんと2分に横浜ＦＣ城が加藤と競り合った後、プレーと関係ないところで加藤の足を払いラフプレーで退場。 相手は10人になったがＦＷの選手が1人抜けたところで横浜ＦＣの中盤にまったく影響はなく前からのプレッシャーはなくなったが徹底的に自陣で守備を固める。 サガンも足元の早いパス回しや両サイド使って効果的に相手の守備を崩していけば良いのだが両サイドを使わず中へ楔を入れようとする。 中は相手が揃っているので効果的ではないのだが両サイドのＭＦ濱田・山城の運動量が上がらずサガン得意のサイド攻撃に持っていけない。

後半14分　[交代]　FW9.鈴木→FW11.新居

新居の登場に鳥栖スタは凄い歓声だった。もうお客さんも分っているんですよね、新居しか得点の匂いがしないと言う事が。 もちろん新居には期待しますがこんなサガンの現状が悲しくなってきてしまいました。

ミドルも枠に行くのは山口だけ。。

新居が入ったことでユンが中盤を経由せず相手の裏へのパスが多くなる。それで精度が良ければいいのでしょうが、 カウンターのチャンスも後ろで玉を回して相手の裏へ。。「また、はじまったか・・・」まったくもってサガンの悪い時の型に。 そこで運動量がすこぶる落ちていた両サイドが相次いで交代。

後半21分　[交代]　MF7.濱田→MF24.小林
後半29分　[交代]　MF34.山城→MF28.廣瀬

相手も疲れているだろうしスピードのある選手を投入し相手を崩しにかかります。 左サイドから上がった高地が新居へ楔を入れ新居がスルー、それを小林が受けて後ろに返し新居がシュート。正直、これしか印象に残っていない。 残り時間も少なくなりパワープレーを仕掛けるも逆にカウンターを喰らい2対1の決定的な危ない場面があったが1人残っていた高橋が落ち着いて対処し事なきを得る。

そして試合終了。。

お疲れさん

あ～今日の試合はどう考えても勝てたでしょ。1人少ない状況はＦＷが退場なので特に関係ないけど、 後半30分過ぎから高地を1つ高い位置に上げて3バックになり左サイドは高地がフリーで待っているのにも関わらず、 後ろでパスを回してユンの裏への放り込み。あの”後ろで回す”というプレーは何か意味があるのですか？？ 今からカウンターという時にわざわざスローダウンする事に意味があるのでしょうか。

カウンターならカウンターで前へ行けば良いじゃないですか。さっさとフリーで待っている高地へ出せばいいのに。廣瀬、 高地で仕掛けると相手もさぞかし嫌だっただろうと思いますよ。それと、交代して右サイドに入った小林にはある意味ビックリした。 キープ出来ずドリブルできずシュート打てずで散々だったよ。かなり期待していたのにな往年の輝きはどこへ行ってしまったのか。

言われてますよ試合終了後、相手監督のアジアの大砲に。。

ただ、思った以上に両サイドバックが攻撃参加してこなかったことで、 攻撃に対してのターゲットを絞ることができた

あぁ～悔しすぎる。それだけ相手もサガンのサイド攻撃が嫌だったはず。 なんでいつもの事がこの試合で出来なかったのだろう。 引き分けでもスコアレスドローは印象があまり良くない。 点が入らないとせっかく入った1万人の観客を心を取り込めないよ。 新居と山口しか得点の匂いがしないなんて・・・

暑さ、疲労？？

2位のチームに勝てた非常にもったいない試合 だったと思った残念なゲームでした。

遠くからご苦労様

5月21日（日） 2006 J2リーグ戦 第17節
鳥栖 0 - 0 横浜FC　（14:06／鳥栖／10,283人）
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