サガンバスお目見え

前回の対戦でも攻め手を欠きスコアレスドローに終わっているので先制すればなんとか水戸も引かずに攻めてくるだろうと期待しながら前半のキックオフ。

【スタメン】
FW11.新居　FW20.山口
MF34.山城　　　　MF7.濱田
MF8.ユン　MF14.高橋
DF16.高地　DF5.ユジン　DF3.加藤　DF26.長谷川
GK：シュナ

【サブ】
GK：浅井　FW：鈴木　MF：村主　廣瀬　蒲原

やはり予想通り水戸は引いてこられました。。 前半開始早々から大粒の雨が絶え間なく降ってきだしピッチは非常にスリッピーなコンディションに。 サガンはボールを回し水戸の空いたスペースを突こうとするのですが水戸がしっかりと出所を見極めパスカット。 前線で張っているFWのアンデルソンがカウンターをしかけるという徹底した戦術。あそこまで自陣に入ってこられるまでプレッシャーをかけず、 しっかりと綺麗なラインを作っている水戸を見ると相手ながら感心。

新居もなんとか裏を突きユンや高橋がそこ へ玉を出すのですがなかなかこのピッチコンディションでは上手く行かず。 中盤で支配するもののなかなか前線へパスが繋がらない膠着した状態が続いた前半だった。

【J2：第22節】鳥栖 vs 水戸：ハーフタイムコメント

後半は雨もすっかり上がりましたがその代わりに気温が上昇。非常に蒸し暑い鳥栖スタになっていました。 それだけに体力が消耗する前に早い時間で先制するというサガンの選手達の気持ちの表れなのか、前半以上にサガンがボールを支配するものの、 これまた水戸の堅い守備に阻まれます。逆に水戸が攻めてきてもDFのユジン・ 加藤を中心に水戸の攻撃陣を抑えていたので安心して見ていられた。

精度がかなり良いだけに山口のミドルが見たい

相手陣内で玉をキープできるんですけどな。。 周りの選手達の動きに精彩がないというか運動量がないというかパスコースが無いのですぐに囲まれて奪われてしまう展開。よって、 両サイドの高地、 長谷川もなかなか上がるタイミングをつかめずサガンが得意とする両サイド攻撃が不発なので水戸の守備をなかなか崩す事が出来ない。 中盤で練習通りワンタッチ、ツータッチで簡単に玉を叩けばパスも効率よく繋がりシュートまで持っていけたと思うんですけど。 そこら辺はやはり練習と実践の違いなのでしょう。

なかなか前線へパスが繋がらす・・

後半9分　[交代]　MF8.ユン→FW9.鈴木
後半16分　[交代]　MF7.濱田→MF28.廣瀬
後半26分　[交代]　MF34.山城→MF30.蒲原

交代された3選手は正直この試合では精彩を欠いていました。 変わった廣瀬は上手く右サイドを突破する形が何回か見えたが1人交わして2人目に倒されなかなかラストパスが出せず。 蒲原はポジションチェンジをしながら自分の形を探していたように思えた。 鈴木に関してはFWならばユニフォームを引っ張られたとアピールしてせっかくのチャンスを潰すくらいなら相手DFを引きずっても突破して欲しかった。

鈴木・・頼む。

FKやCKもあったが受けてとの呼吸が合わない感じがありすべてワンプレーで終了。 後半40分には相手に退場者が出て1人少なくなったが、私の周りには誰一人として喜ぶものは居りませんでした。 ますます水戸が守備を固めてくるのが分かっていたから。。チャンスらしいチャンスも作れぬままスコアレスで試合終了。。。

サガンは水戸の守備がどうしても崩せないですね。いったいどうすれば水戸から点が取れるのでしょうか。 試合の前日練習でもかなりそこら辺を徹底して練習していたと聞きましたが、それでも得点できないのはどうしてなのかなぁ？？ プロの選手達が出来ないのだから素人の私がどうこう言っても始らないんですけど。

サガンの守備陣が2試合連続で無失点で抑えて頑張っているだけに中盤の選手達がちゃんとゲームメイクして頑張って欲しい所です。 中盤が機能しないとサガンの戦い方が出来ませんのでよろしくお願いします。

6月17日（土） 2006 J2リーグ戦 第22節
鳥栖 0 - 0 水戸　（14:04／鳥栖／5,135人）

松本育夫監督（鳥栖） 記者会見コメント  [ J's GOAL ]
前田秀樹監督（水戸） 記者会見コメント  [ J's GOAL ]
試合終了後の各選手コメント  [ J's GOAL ]
攻めあぐねた」鳥栖と 「らしさ」を出した水戸。好機を逃し、前回の対戦に続きスコアレスドローとなった一戦。  [ J's GOAL ]