累積で出場停止の濱田・長谷川に代わって竹村、廣瀬が入る。

ゲーフラもたくさんお目見え

 【スタメン】
FW11.新居　FW20.山口
MF18.竹村！　　　　　MF34.山城
MF14.高橋　　MF8.ユン
DF16.高地　DF6.村主　DF5.ユジン　DF28.廣瀬！
GK1.シュナ

【サブ】
GK31.浅井　DF3.加藤　MF23.衛藤　MF30.蒲原　FW19.奈良崎

前半のキックオフ。マジで鳥栖スタ暑すぎ（;´Д｀）。
前半開始早々に、スルーパスを新居が受け前を向いてドリブル始めようとした時、後ろからチャージを受け倒されるも主審がノーファールと流す。 鳥栖スタ全体が　（　´ﾟдﾟ｀）えーーー　と言わんばかりどよめいた時、線審が旗を上げファールとアピール。 それを主審が確認に行きファールと判定しPAのほぼ正面からFKのチャンス。キッカーは高地。

前半4分 DF16．高地　系治（鳥栖）　1－0

相手の壁に当たるも直接決まる！高地の左足は精度が良いので「FKやCKを蹴れば良いのに・・」 と常に思っていた。それが、やっと結果として出てくれて、もの凄く嬉しかったよ。

新居も出停明けで動きが良い

それからも、ボールポゼッションにしても動きにしてもサガンが断然上だった。なんか、 大勝した札幌戦を思い出させるような感じ。山形はさすがに前節の激闘とこの暑さの影響が色濃く出ているように見える。今のうちにもう2、 3点決めれば今日の試合は決まると正直思った自分が居た。しかし、サガンも何度と無く訪れる決定的なチャンスを決められない。すると、 前半も25分ぐらい過ぎからサガンの運動量が一気に落ちていってしまった。

前半の30分過ぎから見るからに運動量が落ちるね

カウンターのチャンスがあってもチーム全体が押し上げ切れず、 ボールを持っている選手に対しフォローも付かず新居が前線で孤立。山形は最初から動きが悪かったのでグダグダな試合展開に。35分からは 「もう前半終わればいいのに。」と正直思ったね。先制しているのに鳥栖スタ全体が何か嫌な雰囲気になってきていた。 時間が流れるままに前半終了。

【J2：第30節】鳥栖 vs 山形：ハーフタイムコメント  [ J's GOAL ]

後半キックオフ。
開始早々、ユンが後ろから削られ一旦×マークが出てピッチの外に出る。衛藤がベンチ前で準備するも一向に交代しない。 何とユンがまたピッチに戻ってきた。ものすごい拍手で迎えられるも、なんか、サガンの選手達に闘う気持ちが見られない。 前半の終盤からの嫌な流れをそのままに後半に引き継いでしまった試合の入り方だった。そして失点。。

後半7分　[失点]　根本　亮助　1－1

なるべくしてなった失点だったと思う。 完全に集中力が切れたところをオフサイドギリギリで抜けられ決められる。しかし、 その失点の判定にものすごい執着を見せ線審に詰め寄るサガンの選手達。気持ちを切り替えて点を取りに行こうと言う選手の姿は無かった。 試合が始まろうとした時に線審が主審に何かアピール。先ほどの抗議でユジンが何か言ったらしくイエロー。また、 その判定にもう抗議する選手達。特にユンの切れ方が尋常じゃなかった。これが後の出来事の伏線だった。

後半11分　[退場]  尹　晶煥

後ろからの執拗なチャージにいきなり振り向きざまに相手選手へ暴力行為。もう現場は騒然となる。 その後ピッチに出たユンはペットボトルを蹴り上げてボトルのキャップがスタンドに入るしベンチ前でも暴れるし、見ていて非常に残念に思った。 これで、1人少ないサガンが攻撃的になってくれると思いきや、ユンの退場で選手全員が何をして良いのか分らないと言った感じ。

後半19分　[失点]　氏原　良二　1－2

右サイドを上がられユジンがそれに対応。 しかしクロスをあげられファーから飛び込んできた氏原に頭でドンピシャ。もう、本当に選手テンパってた。ここで、 山口や村主のベテランに若い選手を落ち着かせて欲しかったのだが一緒になって熱くなってるものだから収集が付かない。 ホームで負けているのに山形が最終ラインでパス回しても誰も奪いに行こうとせず訳の分らない引篭もり。スタジアム全体から大ブーイング。

玉奪いに行けや　( ﾟДﾟ)ｺﾞﾙｧ!!

もう、終わったな今日は・・・

ユンがあんな選手だったとは思いもしなかったな・・。
サガンの選手が暴力行為なんて。そんな、瞬間を初めて目の前で見てかなりショックだった。 いくらそれまでの伏線があったとしても暴力行為は絶対に許されないよ。それから、ピッチに出た後のあの態度には正直引いたね。 蹴り上げたペットボトルのキャップ（？）がメインスタンドに入ったけど、そこに居た人はビックリしただろうね。後、 ベンチ前での暴れ方も常軌を逸していた。

自分が観戦していた周りにも夏休み初戦とあって小さい子供を連れて見に来たいたお母さんもたくさんいた。 そんなお母さんも子供達に負けないくらい自分なりに小さな声ながら「サガン鳥栖がんばれ！」って一生懸命応援していた。 それに対し素晴らしいプレーを見せて応えなきゃいけない選手が暴力行為で恩返しですか？その後、 その母子は声も出せずに落ち込んでいましたよ。ユンには気持ちが落ち着いたところで何か声明を出して欲しいですね。マジで、 子供達もお母さんも落ち込んでいましたので。

なんであんな行動を・・・(´･ω･`)

ユンの事、その後 の選手達のプレーに切なく悲しかった。
これまでサガンを微力ながら応援し、不甲斐ない試合を見たときは悔しい思いをしてきたけど、今回の試合のように”悲しい” と思った事はこれまで1度もなかった。私自身、今後のサガンの試合を見る目が変わってくるかもしれない。 仕事を無理言って早めに切り上げ、鳥栖スタに駆けつける人。１ヶ月前から試合日に合わせ勤務シフトをやりくりし試合当日を楽しみしている人。遠方から新幹線や飛行機を使ってまで鳥栖スタへ来る人。観戦後の疲れた体のまま夜勤に就く人。色々な人の思いが鳥栖スタに集まってくる。そのような、 サポーターやサガンを応援してくれる人達を裏切ると取り返しの付かない事になりますよ。

ユンには恐らく3試合～4試合の出場停止が課せられると思う。1つの許されない行為で多くの人の心を傷つけチームに迷惑をかけると言う事を心の底から猛省して欲しい。

ある意味、4,184人の少ない観客数でよかったよ(;つД｀)

しかし、酷いな鳥栖スタの芝は・・

芝は枯れて剥がれ、センターライン付近には意味不明の直線に芝が剥がれているし、ピッチはボコボコだし。 芝の美しさと試合の見易さは日本でも5本の指に入る上げられる鳥栖スタだったのに。今じゃJの中でも一番醜いスタジアムになってしまった。 あの芝の美しさは冬芝に張り替えるまでもう見れないのか・・。鳥栖スタのピッチで選手達が怪我をしないか心配になってくる。

遠方からお疲れ様です。
今回も非常に楽しませてもらいました。

7月26日（水） 2006 J2リーグ戦 第30節
鳥栖 1 - 2 山形　（19:04／鳥栖／4,184人）
得点者：'4 高地系治（鳥栖）、'52 根本亮助（山形）、'64 氏原良二（山形）
松本育夫監督（鳥栖） 記者会見コメント
樋口靖洋監督（山形） 記者会見コメント
試合終了後の各選手コメント