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2006年11月05日

天皇杯4回戦 川崎フロンターレ戦

NHK-BS1でTV観戦するため、放映時間まで用事も無いのに外出し一切の情報を遮断。J2で戦ってた2年前、 勝ち点100を超えた川崎Fの圧倒的な強さだったシーズン。それでも、ホームで1-0で勝った試合もあったんだよね、 羽畑のPKだったっけ・・。なんか、あの時の感動は今でも忘れられない。今や川崎Fは日本代表選手を有しJ1の優勝戦線を、 サガンは昇格ラインにあと少しという、2年でこれほどまでに立場が変わってしまいました。

それでも、お互いにカテゴリーが違えどリーグ戦が佳境に入っている最中ですし、何が起こるか分からない天皇杯。 川崎Fはありがたい事にベストメンバー。 リーグ戦では絶好調のサガンが果たしてJ1の上位チーム相手にどれだけの力を発揮してくれるのかとても楽しみだった。

【サガン鳥栖スタメン】
FW25.藤田 FW20.山口
MF28.廣瀬 MF7.濱田 MF23.衛藤 MF14.高橋
DF13.吉田 DF.4飯尾 DF5.ユジン DF26.長谷川
GK1.シュナ
【サブ】
GK12.富永 DF3.加藤 DF16.高地 MF34.山城 MF10.宮原
MF8.ユン FW11.新居

【川崎フロンターレスタメン】
FW10.ジュニーニョ FW9.我那覇
MF11.マギヌン MF6.マルコン MF29.谷口 MF14.中村 MF19.森
DF2.伊藤 DF13.寺田 DF5.箕輪
GK1.吉原
【サブ】
GK22.植草 DF3.佐原 DF4.井川 MF15.原田 MF26.飛弾
MF18.今野 FW16.鄭

前半は、川崎Fの個人技に対し、サガンは人数を掛けてプレスし攻撃を封じていた。その守備も組織立っていて集中力も高く、 2トップのジュニーニョや我那覇、トップ下のマギヌンに仕事をさせず、中村からの縦に入る速いパスもカットしていた。

しかし、J2では基点となる選手が1人ないし2人。この関係を断ち切って自分達のペースに持ち込んでいくのだが、そこは、川崎F。 マークする選手が多すぎ(汗)
攻め込まれると11人全員が自陣に戻って守備をする。 玉を奪ってラインを押し上げようと前線の藤田へ玉を預けるも厳しいチェックでポストプレーが出来ず、フィニッシュまでいけない。そこでまた、 川崎Fに攻め込まれる。この繰り返しでボランチも含め最終ラインがなかなか押し上げる事が出来ないでいた。そんな苦しい展開の中でも、 得点できない川崎Fも苦しんでいるように見えた。

ゲームプラン的には「前半に失点しない事が大事」と実況が岸野さんのコメントを紹介する。確かに早い時間で失点し、 追いかける立場になっては厳しくなるので前半は何とか攻撃をしのいで後半勝負と言う事か。結局、 前半はサガンのシュートが0本という結果になってしまったがなんとか無失点で終わった。

後半に入ると、前半とは打って変わってサガンが玉を支配できるようになる。後半10分過ぎから山口に代わりユンを入れるとますます、 いつものサガンらしいサッカーが見れるようになった。ボランチの衛藤や高橋も3列目の選手として攻撃に参加できるようになる。その後、 新居と高地が高い位置で投入されると後半20分過ぎからバイタルエリア付近で短いパス交換が出来るなど得点できそうな展開になってきた。

そして、32分にはバイタルエリア内でユンから新居へ楔を入れ、ヒールで流した所を濱田がシュート。僅かに外れてしまったが、 一連の流れからフィニッシュまで、ワンツーと早いパス回しでサガンの成長が感じられる最も印象に残るプレーだった。この試合、 サガンが得点に一番近い場面だったのかもしれない。

そのシュートがそのままCKを得るも、川崎Fの高いDFに阻まれクリア。そのクリアボールを中村が受け左サイドを駆け上がる。 またその外側をマルコンが走って行く。セットプレーで殆んどの選手が上がっていたため、マルコンと中村に2人が対応。 マルコンにパスを出すのか、それとも打ってくるのか中村へのマークが薄くなってしまった。 一瞬のシュートコースが出来たところで強烈なミドルがゴールに突き刺さった。

[失点] 後半32分 中村憲剛(川崎F) 1-0

距離にして20mぐらいでしたでしょうか。もう、このシュートは誰が悪いとかそんなレベルではなく、ただただ圧巻でした。 J2では決して見ることのできない、さすが、日本代表のシュートでした。。 ここまで我慢して無失点に抑えてきただけにサガンの選手達には不運な感じでした。

まだ、1点だし追いつく時間も十分あると思った3分後。 左CKからユジンが楽勝で対応できる玉だと思ったのですが相手FWに後ろからものすごい勢いで飛び込まれ頭に合わされ失点。。

[失点] 後半35分 鄭大世(川崎F) 2-0

これで、今まで気力で頑張ってきたサガンの選手達の足が止まりだします。 ロスタイムには高い位置でパスカットされラインをズルズルと下げてしまい、 楔に入ったジュニーニョが3人に囲まれながらも見事な足技でゴールに押し込みました。

[失点] 後半89分 ジュニーニョ(川崎F) 3-0

結局0-3で試合終了。。

試合終了後、選手達の表情は自分達の実力が分かったのかちょっと放心状態な感じに見えました。いやぁ~、でも、 川崎F相手によく頑張ったと思います。負傷者も出なかった事ですし。。

プラン通り、前半は無失点に後半は自分達のサッカーで後半始まって30分くらいはサガンの良い型が何回も出来ていましたからね。 そりゃ、あんなにタレントが揃っている相手を無失点に抑えようとするだけでも相当な体力と気力がいったと思います。それに、 久しぶりに足が止まったサガンを見たような気がしましたし。それだけ、選手達は一生懸命戦ってくれたという事です。ホント、 選手達にはご苦労様と言ってあげたい。

ただ、この試合は代表のオシム監督が見に来ていました。だから、新居には代表入りを目指してアピールして欲しかったのですが、 あまり玉も回ってこなかったので、そんなアピールできる場面も殆んどなく残念でした。オシム監督には、生・ 新居を見てもらえる絶好のチャンスだったのに・・・(つд⊂)

さて、残念ながら天皇杯は4回戦で敗退してしまいましたが、来週からはリーグ戦が再開します。 選手達には川崎F戦で得たものをプラスにして3位を目指して頑張って欲しいと思います。

第86回天皇杯4回戦
11/4(土)13:00キックオフ/等々力/5026人
川崎F 3-0 鳥栖
得点者:77' 中村憲剛(川崎F)、80' 鄭大世(川崎F)、89' ジュニーニョ(川崎F)
【第86回天皇杯4回戦 川崎F vs 鳥栖】スターティングメンバー発表  [ J's GOAL ]
【第86回天皇杯4回戦 川崎F vs 鳥栖】ハーフタイムコメント  [ J's GOAL ]
【第86回天皇杯4回戦 川崎F vs 鳥栖】試合後の松本育夫監督(鳥栖)コメント  [ J's GOAL ]
【第86回天皇杯4回戦 川崎F vs 鳥栖】試合後の関塚隆監督(川崎F)コメント  [ J's GOAL ]
【第86回天皇杯4回戦 川崎F vs 鳥栖】試合後の各選手コメント  [ J's GOAL ]
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コメント一覧

鳥栖さんとは2004年のJ2リーグ最終戦以来でした(たしかそちらのホームでした。勝ったのは3-0で川崎だったと思いますよ。鳥栖には第2クールに一敗しただけのような記憶があります、細かい事ですが)それから2年、強くなったんですね。正直びっくりしました。さすが松本さんです。うちのチームをタレント揃いと誉めて頂いてますが、みんなJ2から上がってきて、鍛えられてここまできた選手ばかりです。鳥栖の選手だって十分J1でできるタレントがたくさんあると思いますよ。残りのリーグ戦頑張ってください。J1で待ってます。突然失礼しました。では

川崎サポさん、はじめまして。
確かに最終戦では無く、2004年の第18節でした。あの時の感動が凄かったもので勘違いをしておりました。最終戦はかなり無様な負けっぷりでしたね。。

いえいえ、正直サガンは、まだまだJ2でしっかりしたものを身に付けないとJ1は厳しいなというのが率直な感想でございます。個々のレベルがあまりに違いました。でも、サガンの選手達には残りのリーグ戦に向けて貴重な経験をしたと思っています。ベストメンバーで臨んでくれた川崎Fさんに感謝です。

川崎FさんもJ1優勝目指して頑張って下さい!!
コメント、ありがとうございました。

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