北ゲート　(ﾟДﾟ；∬ｱﾜﾜ･･･

こりゃ、すごい！！南ゲートに関しては開門時間には最後尾が虹の橋付近まで達していた。 「子供達の夢を皆で叶えてあげたいという気持ちが1つになったんだな～」と感動した。さ、これで観客数もほぼ目処がつくだろう。あとは、 サガン鳥栖がこの観客の中でどれだけのポテンシャルを発揮して湘南に勝ってくれるのか期待もあり不安であった。

なんと言っても、昨年までは考えられない対湘南戦の成績。ここまで、3勝と負けが無い。 この試合が湘南との今季ラストゲームになるが、湘南も鳥栖相手に4敗は避けたいと言う意地もありだろう。 J1昇格の為には絶対に負けられないないサガン鳥栖。何だか難しいゲームになりそうな気がした。

 
メインスタンドもアウェイ側までビッシリ

お客さんでビッシリ埋まった鳥栖スタ。場内のボルテージも最高潮に達していた。 後は目の前で勝利を見せてくれれば今季最高のゲームになりそうだ。

さぁ！J1へ行こうぜ！！

【 スタメン】
FW25.藤田　FW11.新居
MF28.廣瀬　　　　　MF7.濱田
MF14.高橋　　MF23.衛藤
DF13.吉田　DF4.飯尾　DF5.ユジン　DF26.長谷川
GK1.シュナ

GK12.富永　DF3.加藤　DF16．高地　MF34.山城　MF20.山口　

この試合、ユンが累積で出場停止。その代わりとは言ってはなんだが新居が1ヵ月ぶりのスタメン復帰。 やっぱり、J2得点王を狙っているストライカーを「今日が鳥栖スタに来たのが初めて」 という人も多かったであろうこの日に見てもらわないとね。

でも、、前半から激しいプレスを見せる湘南が主導権を握る。サガン鳥栖もそんなに悪くないのだが、 パスの出しどころには必ず湘南の選手が居ると言った感じで、その分攻撃も遅くなってしまう。 湘南はしっかりと守備をしてアジエルを中心に前線の選手が一気にトップスピードにのってカウンターを仕掛ける。それが、 バイタルエリア付近まで攻め込まれやっと止めると言った感じ。危険なエリアからのリスタートも明らかに湘南のほうが多いし、 見ている方は終始ハラハラドキドキ。。

廣瀬も厳しいプレスの中がんばりました

湘南のカウンターはこの人から

しかし、確かに湘南はシュートまで持っていくものの、そこまでの精度というか正確性はサガン鳥栖の方があるように思えた。その分、 シュート数は少なくなるけども昔のように無意味に蹴れば良いってものでもないしね。 サガン鳥栖もバイタルエリアに入れば得意のパスワークで湘南を翻弄できるのに。。

危険な位置でのリスタートばかり・・・

そんな 一進一退の白熱した攻防であっという間に30分が過ぎていた。なんとか、 前半に先制点が欲しいと思っていたその時にやってくれました。新居が一旦楔に入り近くに居たというか重なっていた藤田へ。 藤田が相手DF2人と競り合い玉が横へ流れ新居の前へ。新居はダイレクトでシュート！

後半34分 FW11．新居　辰基（鳥栖）　1－0

バックスタンドの歓声にも応えてくれました

このゴールで鳥栖スタがもの凄く揺れたのを感じたしすごい迫力だった。しかも、先制点が新居だもんね。 筋書きができていると言うかなんというか。本当に貴重な苦しい中での先制ゴールでした。

このまま、前半も終われば良かったのですがやっぱり湘南のカウンターが。 右サイドの裏へ出され一気に深い所まで切り込まれユジンが体を寄せて対応するもPA内なので激しいチャージも出来ず難しい角度から打たれファーのサイドネットへ。

後半42分　[失点]　横山　聡（湘南）　1-1

なんか久しぶりに鳥栖スタで失点を見たような気がする。それだけに、 失点した時は場内も静まり返ったがそれも一瞬の出来事だったような気がする。「サガン鳥栖が負けるわけが無い、むしろ絶対に逆転してくれる」 と誰もが思っていたのかもしれない。

そのまま、前半があっという間に終了。

【J2：第48節】鳥栖 vs 湘南：ハーフタイムコメント  [ J's GOAL ]

後半開始からやはり主導権は湘南だった。前半よりも動きがよくなっているような感じだった。 サガン鳥栖は耐えに耐えて玉を奪えばポゼッションを高め自分達のペースに持ち込もうとする。しかし、 湘南のスピードあるカウンターには前線のFW2人も含め全員で対応していた。非常に運動量をようする厳しい戦いになってきていた。それでも、 サガンの選手達はこれだけ集まったお客さんも為にも全力でプレーしてくれている。必ず追加点を決めるチャンスはある。

濱ちゃん、かなりの運動量でがんばってました

後半23分には藤田が抜け出して後ろからチャージした湘南のDFに一発レッド。 相手が1人少ない状況で湘南は勝ち点1を狙いに守ってくるのかと思われたが湘南もやはり対戦成績4敗を阻止する為、 10人を感じさせないほどアグレッシブに攻めてきていた。

1人少なくはなったものの・・

そんな、苦しい戦いが続いていたがその瞬間が訪れた。ゴール正面から20m辺りでフリーキックのチャンス。 ボールには濱田と高橋が向かう。ここは、濱田の正確なキックに期待したいと思った。その、濱田が蹴ったボールは弧を描いてゴール右隅へ。 湘南のGKが一歩も動けなかったがボールは無情にもバーに当たり跳ね返った所に詰めていたのは飯尾。 飯尾が難しいバウンドを落ち着いてあわせる。

後半25分 DF4．飯尾　和也　（鳥栖）　2－1

この後、左に居る飯尾が詰める

良く詰めていた。またそのシュー トがゴールに思いっきり突き刺さる渾身の一発だった。その瞬間、 鳥栖スタがもの凄い事になっていた。ゴールが決まり普段はあまり決めた選手に駆け寄らない鳥栖の選手達だが皆が飯尾に抱き寄っていく。 それを見ていると、どれだけ選手達が厳しい状況下でやってたのか良くわかった。この感動、これがサッカーの醍醐味だなと改めて感じた。

しかし、残り時間は、まだまだある。それに、今日の試合展開を見れば追いつかれてもおかしくない状況。 もう1点獲りに行かないと。それでも、サガンが優位に立つといった場面はさほど見られなかった。「早く時間よ過ぎてくれ・・」 そう願いたいほど一対一やセットプレーなど危ない場面がありすぎた。

全員で湘南の攻撃を止めます

後半33分　 [交代]　MF28.廣瀬→DF16.高地
後半38分　[交代]　MF7.濱田→MF34.山城
後半44分　[交代]　FW25.藤田→MF20.山口

そして、タイムアップ。。

ヽ(＊⌒∇^)ノヤッホーイ♪

クラブ史上初の4連勝！！そして4位浮上！！

この試合、鳥栖北小学校の児童が「鳥栖スタを満員にしたい！」と言って始った満員計画。 18,231人とあと少しのところだったが、 平均でも6,000人強の観客しか入らないホームゲームでこの数字は素晴らしいものだと思うし立ち見も出るくらい一杯に入った鳥栖スタを見れて感動した。 また、サガン鳥栖にとってはクラブ史上初の4連勝と4位浮上と言う大事なゲーム。それが、「鳥栖スタ満員計画」 とコラボして達成できるなんて、こんな感動巨編があって良いのだろうか（笑）

立派な数字だと思います。

私は今回、ネットを使っての告知活動しか参加することが出来なかったが、 汗をながしてチラシ配りや告知活動、動員活動を行ってくれた提案者の小学生やサポーターの皆さんには心からお疲れ様でしたと言いたいです。 そして、この満員計画に賛同して鳥栖スタジアムに足を運んでくださったお客さんありがとうございました。

マンション壁にサガンの巨大ユニホーム（佐賀新聞）

この満員計画が11月12日だけのものにならず、今季のホーム最終戦、11月26日（日） 横浜FC戦も今回来てくれたお客さんがもう一度足を運んでくれて今度こそ満員になる事を願っています。

11月12日（日） 2006 J2リーグ戦 第48節
鳥栖 2 - 1 湘南　（14:04／鳥栖／18,231人）
得点者：'34 新居辰基（鳥栖）、'42 横山聡（湘南）、'70 飯尾和也（鳥栖）
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１万８０００人の声援を背に、サガン４位浮上  [ 佐賀新聞]
「鳥栖スタ満員計画」　児童６人たたえ歓声響く [ 佐賀新聞]