前半はいつもの落ち着いた立ち上がり、 飯尾のバックパスがショートになりカットされて１対１の危険な場面を作られるも柴小屋がしっかりカバーしピンチを乗り切る。 仙台のスピードに鳥栖のプレスが掛からず、クロスを上げられゴール前でのクリアが目立っていた。

しかし、 ほとんどチャンスがなかったもののカウンターから左サイドをフリーで上がった山城がドリブルで持ち込みPA内に入ったところで一旦後ろの鐡戸に返し再び高橋へ楔を入れた所で混戦になりこぼれたボールを藤田が押し込む。

前半21分 FW25．藤田　祥史　（鳥栖）　1－0

総アウェイ状態での先制点はかなり気持ち良いものですね。これで、少しは落ち着くかなと思ったのですが、 逆に仙台の動きを良くしてしまったみたいで、仙台の早くて精度の良いパス回しにまったく歯が立たないというかプレスをかけられないと言うか。 。相変わらずPA内での対応になってしまう。そして、PAの少し外側でとうとう引っ掛けてしまいFKを直接決められる。

[失点] 前半27分　梁勇基　（仙台）１－１

同点になってからは鳥栖がセンターラインを越えて攻める事もなくなるほどの波状攻撃を喰う。やはり、 仙台の選手達はロペスの穴を皆で補っている感じ。なんか、こう気持ちが違っていると言うか。鳥栖は玉が中盤で落ち着かず四苦八苦ですね。 やはり、上位チームのプレスはスゴイ。

前半の終了間際に、アンジーがPAの直ぐ外で倒されゴール正面からのFK。小井手が蹴ったボールは枠を捉える事が出来きなかった。

【J2：第9節】仙台 vs 鳥栖：ハーフタイムコメント  [ J's GOAL ]

後半始まってそうそう、左からクロスを上げられ、中で1人倒れホイッスル。「ん？」鳥栖のDFも倒れていたので・・・ と思ったらPKを献上。あんなんで、PK獲られたらサッカーなんて出来ないだろう！

[失点] 後半１分　萬代宏樹　（仙台）２－１

鳥栖が攻撃に移りアンジーがPA内で倒された事に対し、監督が抗議。そしたらなんと 岸野監督に退場宣告。なんか、 鳥栖の攻撃も守備もチグハグニなってきて仙台に攻め込まれる。そして左サイドからフリーで上げられ中で頭でドンピシャ。

[交代] 後半13分　MF.15鐵戸→MF23.衛藤

[失点] 後半14分　中島裕希　（仙台）3－１

[交代] 後半14分　MF.19山城→FW30.レオナルド

それでも、すぐに得点できたのが良かった。長いボールが前線の藤田へ、 PA近くで2人で囲まれながらも競り合いこぼれ玉をレオナルドがミドル。相手GKは一歩も動けず、ゴール左に決まる。

後半17分 MF30．レオナルド　（鳥栖）　３－２

ここで、流れは鳥栖に来るかと思われるも、またもや左サイドからPAに侵入を許しグラウンダーのクロスからニアに滑り込まれ失点。

[失点] 後半22分　萬代宏樹　（仙台）　４－２

[交代] 後半23分　MF.18廣瀬浩二→MF22.石田博行

その後も仙台の攻撃は変わらず、鳥栖陣内でよくボール回り後手後手の対応。ゴール前ではフリーで入れさせればシュートを打たれ、 体を寄せれば笛が鳴る。吉田が萬代に体を寄せ後ろからチャージしホイッスルでPK献上。

[失点] 後半34分　萬代宏樹　（仙台）　５－２

3点差もつけられてしまえば、中盤で収まらないもんだから前線への放り込み。これでは仙台の術中にはまったも同然ですよね。

試合終了。。。

主審はいつもの方ですし、これだけワンタッチ、ツータッチで鳥栖陣内で回されればこの失点も納得です。 一方のサガンは一旦ボールを止めてからのパス回し。得点してもなかなかリズムに乗る事が出来ませんでした。まさに、完敗です。 もうちょっと上位相手にやってくれると思ったのですが。

これからも、上のチームとの連戦が続きますが、かなり辛抱しなくてはいけないように思います。
現地まで応援に行かれた鳥栖サポの皆様、お疲れ様でございました。

4月14日（土） 2007 J2リーグ戦 第9節
仙台 5 - 2 鳥栖　（14:04／ユアスタ／12,432人）
得点者：'21 藤田祥史（鳥栖）、'27 梁勇基（仙台）、'46 萬代宏樹（仙台）、'59 中島裕希（仙台）、'62 レオナルド（鳥栖）、'66 萬代宏樹（仙台）、'79 萬代宏樹（仙台）
【J2： 第9節】仙台 vs 鳥栖：岸野靖之監督（鳥栖）記者会見コメント  [ J's GOAL ]
【J2： 第9節】仙台 vs 鳥栖：望月達也監督（仙台）記者会見コメント  [ J's GOAL ]
【J2： 第9節】仙台 vs 鳥栖：試合終了後の各選手コメント  [ J's GOAL ]