その中から、16分に藤田の素晴らしい藤田の先制ゴール。

前半16分 FW25．藤田祥史（鳥栖）　0－1

高地から逆サイドの山口へ。山口が藤田へ楔を入れそれをスルーしレオがワンタッチで藤田へ出しゴール右隅へ。
バイタルエリア内で非常に素晴らしいパス交換でした。
チャンスらしいチャンスも無かった中での先制点、湘南も決定的なチャンスが２，３回ほどありましたが、鳥栖の守備陣がしっかりと対応し、 前半は鳥栖のリードで終了します。
アウェイでの戦い方としては先制して前半を折り返せるのは理想的な展開です。

しかし・・・

後半の開始早々、いきなり８分間に３失点。
もう立て続けにといった感じで・・・、、

[失点] 後半2分　原（湘南）１－１
アジエルにあっさり切り込まれ中央へ折り返されフリーで待っていた原に豪快に決められる。

[失点] 後半5分　石原（湘南）２－１
正面からドリブルを仕掛けられるも鳥栖はプレッシャーを掛けられずPAのすぐ外から打たれる。

[失点] 後半8分　斉藤（湘南）３－１
左CKから斉藤がニアに走りマークの飯尾が競り負け倒れる。それで、フリーになった斉藤の前にこぼれ玉が来て決められる。

何しろ人は居ても体を寄せる粘り強さも無くすべてがあっさり失点。まさに後半の立ち上がりは悪夢でした。すると、 すかさずユンと怪我から復帰した柴小屋、廣瀬を立て続けに投入しますが、投入された選手とスタメンの選手の疲労度があまりにも違い、 流れを変える事さえままならない。

後半20分過ぎにはユンが怪我をしてプレー続行が不可能になり、 ３枚のカードを使い切っているため１0人で戦わなければいけなくなります。鳥栖の選手は湘南の攻撃を止めるというか、 後ろから付いて行くのが精一杯。選手達の疲労度は増していくばかりで見ていて非常に辛い。

90分には1人で切り込まれDFの対応も遅れ、さらに失点。
終わってみれば１－４で完敗でした。

後半の開始早々の立て続けの失点は、鳥栖の選手の集中力が切れていたと言わざるを得ないプレーの連続、その後の運動量の激減。
結果的に負ける時ってこんな感なんでしょうね。
連戦の疲れから、集中力。運動量とも前半の４５分しか持たなかったと言う事でしょう。
今日の選手達の疲労度をみると、この先も暑い中で、連戦と言う厳しい戦いが続くJ2の怖さを改めて思い知った感じです。

次節はお休みですので選手達はしっかり体を休めて欲しいと思います。
長い戦いの中でこんな試合もあるでしょう。
ここで上手く切り替えて次の戦いに望めるかがポイントだと思います。

現地まで応援に行かれた皆様、お疲れ様でございました。

6月17日（日） 2007 J2リーグ戦 第22節
湘南 4 - 1 鳥栖　（13:03／平塚／3,935人）
得点者：'16 藤田祥史（鳥栖）、'47 原竜太（湘南）、'50 石原直樹（湘南）、'53 斉藤俊秀（湘南）、'89 永里源気 （湘南）
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