J2第34節 サガン鳥栖vs東京ヴェルディ1969
結局、鳥栖スタジアムには前半の20分過ぎに到着。そして、すでに2-0でゲームが進んでいる事にビックリした。 ビックリという表現が妥当か分からないが、東京Vも調子を上げて順位も上位にいるチーム。その東京Vから前半で2点を獲っているのは、 前節の山形戦の流れや勢いが続いていると感じた。
【スタメン】
FW:9.シンヨン 25.藤田
MF:16.高地 8.ユン 14.高橋 24.清水
DF:29.日高 5.飯尾 37.柴小屋 15.鐡戸
GK:1.浅井
【サブ】
FW36.山口 MF:7.山口 28.野崎 DF:34.柴小屋 GK:12.赤星
ま、実質、観戦はフッキの失点で始ったわけですが、久しぶりに見るサガン鳥栖の選手達の連動した動きに驚きました。 前掛かりに攻めてくる東京Vの攻撃をしっかりと守り、それからユンを中心とした攻撃。ユンにボールが収まるので両サイドの日高、 鐡戸もタイミングを計って上がって行きます。それに、高地がポジションに関わらず縦横無尽にトップ下で動いてチャンスを作っていました。
そして、後半の16分。
カウンターからシンヨンが裏へ抜け出す動きをユンが見ると、すかさずロングスルーパス。シンヨンが相手選手と重なっていたものの、
相手選手の足が届かない所へ絶妙のボールコントロール。そしてPAでパスを受けたシンヨンが左足を振り抜き3点目。
後半16分 FW9.金 信泳 (鳥栖) 3-1
移籍後初ゴール!!
サガン鳥栖に追加点が入ると東京Vが攻撃的な選手を立て続けに投入する。
ますます前掛かりとなり、サガン鳥栖の攻撃の時には前線の選手と最終ラインの選手がはっきり分かれ、中盤がポッカリ空いた状態となり、
鳥栖の有効なパス回しが活性化しどうなっちゃったの?」と正直思えるくらい見ていて非常に面白かった。それに、
前節の山形戦でもそうでしたが鳥栖は最後まで相手を上回るもの凄い運動量でした。
そして、今やスーパーサブ的な野崎が交代で入って、
いきなりスピードを活かしたドリブル突破からPAで切り替しで1人かわしシュートを打った。
残念ながら強烈なシュートはゴールキーパーの正面だったが私的にはこの試合で最も印象に残るシーンでした。
確かにポストに何回か助けられるシーンもありましたが、 それも鳥栖の選手がしっかりと体を寄せているから微妙にシュートコースがずれる訳ですので、 運が良かったと言うよりも最後まで体を張って1失点に抑えた選手達の頑張りだと思います。皆が連動して動いて、 ユンが90分間パスを供給し続けて、これからの試合が楽しみです。
次節はセレッソ大阪戦、残念ながら東京V戦でゴールを決めたシンヨンは契約上、出場する事が出来ませんが、 今のサガン鳥栖ならどんな選手がでても変わらないパフォーマンスを見せてくれるでしょうね。
8月16日(木) 2007 J2リーグ戦 第34節
鳥栖 3 - 1 東京V (19:04/鳥栖/5,520人)
得点者:'1 藤田祥史(鳥栖)、'9 日高拓磨(鳥栖)、'30 フッキ(東京V)、'61 金信泳(鳥栖)
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