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2007年09月04日

J2第38節 07'九州ダービー第3戦

試合後についての彼是は、前回書いたので割愛させて頂きます。

九州ダービー 鳥栖vs福岡

いよいよ、07’九州ダービーも第3戦。
一戦目は開幕試合で0-5と大差で完敗。
二戦目は博多の森で2-1と逆転勝利、博多の森で初勝利というおまけつき。
で、私は二戦目の”博多の森の歓喜”を観戦していないので、開幕戦の大敗のイメージのまま。それだけに、 アビスパ福岡から勝ち点3を勝ち取って欲しいという思いが強かった。福岡はアウェイであってホームとさほど変わらない。 サガン鳥栖にすれば前節、群馬で戦った後のゲーム。いくら鳥栖がホームゲームと言えど、鳥栖の方が幾分、疲れがあるのでは。

福岡は、2連敗中とはいえ3連敗は出来ないという強い思いがある。やはりアレックスを中心とした攻撃陣は注意しなければならない。 鳥栖がそこを抑えてどう攻撃に転じるのか非常に楽しみだった。

【スタメン】
FW:9.シンヨン 25.藤田
MF:16.高地 6.村主 14.高橋 24.清水
DF:29.日高 5.飯尾  37.柴小屋 15.鐡戸
GK:12.赤星
【サブ】
MF:7.山口 28.野崎 23.衛藤 DF:4.吉田 GK:1.浅井

ボランチに村主を入れてきた、間違いなくアレックス対策。そして、サブには衛藤が怪我から復帰。しっかり福岡の攻撃を抑えて、 高橋と高地を中心にゲーム組み立てて行くという明確なコンセプトが伝わってくる布陣。

サガン鳥栖vsアビスパ福岡  サガン鳥栖vsアビスパ福岡!

サガン鳥栖vsアビスパ福岡  サガン鳥栖vsアビスパ福岡

前半のキックオフ。
やはりというか予想通りというか、福岡のボールポゼッションが続く。しかし、 鳥栖も慌てず1人がプレスに行けばパスの出所を2人で潰しに行き、シュートを打てさせないし、 深く攻め込まれてもバイタルエリアで確実に潰していたような気がする。しかし、鳥栖がボールを奪って攻撃に移るも、 なかなかパスが繋がらずこれまた福岡の網に引っ掛かるといった感じ。
得点が入らない事と九州ダービーという緊張感がこれまた見ている自分には心地よかったりする。

サガン鳥栖vsアビスパ福岡  サガン鳥栖vsアビスパ福岡

サガン鳥栖vsアビスパ福岡

それにしても福岡に攻め込まれ続けた前半の38分に待望の先制点が生まれた。
カウンターから右のスペースに流れたシンヨンが深く切り込み、グラウンダーのクロス。それを、 クリアしたボールがゴール正面にフリーでいた清水の胸へ、落ちついてボールを足元に落としシュート。 福岡の選手3人ぐらいが滑り込んで防ごうとするも。


前半38分 MF24.清水 康也(鳥栖) 1-0
移籍後初ゴール!

サガン鳥栖vsアビスパ福岡

正直、清水が得点を決めるなんて思っても見なかった。だって、 それまでは動きが悪いというかポジショニングが悪いというか全く攻撃の一員に参加していなかったし。 得点後は私が座っていた周辺から清水に対する野次が出なくなったのは面白かった。

先制点を奪われた福岡も一気にスピードを上げて点を奪いに来たが、 逆に鳥栖は冷静にこれまでと同じように中央でしっかり攻撃を潰していたので相変わらず福岡の決定的なシーンは見れなかった。 そのまま前半終了。

【J2:第38節】鳥栖 vs 福岡:岸野靖之監督(鳥栖)記者会見コメント  [ J's GOAL ]

後半開始から、村主に代えて衛藤を投入。高橋が守備的になり衛藤が3列目から攻撃に参加。 怪我明けの衛藤には少し不安もあったが、これが蓋を開けてみればスピードにのったドリブルも凄かったし、パスの裁き方もうまかった。

サガン鳥栖vsアビスパ福岡  サガン鳥栖vsアビスパ福岡

おかげで、前半の最初は鳥栖が幾度と無く福岡ゴールを襲っていた。 後半開始直後から衛藤を中心に怒涛の攻撃を仕掛けるサガン鳥栖を見るのは今年初めてかもしれない。
その流れを見れば必然的に追加点の期待が高まってきた後半9分。
右サイドからのクロスにゴール正面に居た藤田が競りながらも頭に合わるもかすった程度で左に流れたボールをシンヨンが押し込む。


後半9分 FW9.キム シンヨン(鳥栖) 2-0

サガン鳥栖vsアビスパ福岡

ま、このゴールで福岡の選手が長時間に渡り猛抗議。
それでも、この時点で福岡のゴール裏は意外と冷静だったのを覚えている。
逆に「点を獲りにに行こう!」という気運のほうが高かったように思う。

2点を獲ってからも鳥栖は守りに入らず、攻めていたような感じだった。
約束事としては守備からしっかり入りカウンター気味に攻撃を仕掛けるというパターンは前半から変わっていない。
後半22分に相手選手が一発退場となり、 相次いで交代選手を送り込んでくる福岡に対処できない感があって1人少ない福岡に鳥栖陣内でプレーを続けさせる事になる。それでも、 CBの柴小屋、飯尾が体を張って攻撃をなんとか喰い止めていた。

サガン鳥栖vsアビスパ福岡 サガン鳥栖vsアビスパ福岡

そして、福岡の攻撃に耐えカウンター。
野崎がボールを奪ってドリブルしセンターラインを越えた辺りでフリーのシンヨンへ。シンヨンから中央の高地へパス。 高地から右から怒涛の勢いで走りこんできたフリーの藤田へ。相手GKと一対一になり落ち着いて左隅に決める。


後半36分 FW25.藤田 祥史(鳥栖) 3-0

サガン鳥栖vsアビスパ福岡  サガン鳥栖vsアビスパ福岡

目の覚めるようなカウンター攻撃だった。
これまで鳥栖のカウンターと言えば、 センターラインでわざわざスピードダウンし後ろの選手を待って組み立てるといった事ばかりしていたが、 この得点のカウンター攻撃はボールを奪ってから得点まで1分も掛かっていないのでは。素晴らしい得点シーンでした。

「あとは無失点で」と期待もあったのだが、、、後半の終了間際に1人少ない相手に1点を返される。
クロスを簡単に入れられ、裏へフリーで走りこんできた選手にボレーを。。
この試合で唯一ここだけ鳥栖の集中が切れた瞬間だった。

[失点] 後半44分 布部 陽功(福岡) 3-1

そして試合終了!
九州ダービー2連勝!!

サガン鳥栖vsアビスパ福岡

と、自分としては”博多の森の歓喜”も見ていないし喜ばなければいけないはずなのに、、 あの事で怒りと悔しさが喜びをはるかに越えてしまって。心から喜ぶのは最終節まで持ち越しとなってしまいました。

それにしても、サガン鳥栖がここまで完璧なサッカーをして勝利したのは、今後の残り試合を考えると非常に楽しみです。
相手のキープレイヤーを昨年の仙台戦のように完璧に抑え込む村主。
中盤の底から攻撃参加できる衛藤の復帰は大きいと思います。

次の湘南戦も勝利して上位との差を縮めて欲しいですね。

9月2日(日) 2007 J2リーグ戦 第38節
鳥栖 3 - 1 福岡 (18:03/鳥栖/10,072人)
得点者:'38 清水康也(鳥栖)、'54 金信泳(鳥栖)、'81 藤田祥史(鳥栖)、'89 布部陽功(福岡)
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