J2第3節 サガン鳥栖vsセレッソ大阪
非常に風が強くて冷たく寒かったベアスタ。
前半、風上を取ってくれたので主導権を握って欲しかったサガン鳥栖でしたが、連敗だけは避けたいC大阪にペースを握られてしまいました。
風上にたった鳥栖は積極的にゴールを狙いに行かなければならないのでしょうが、
逆に風下だったC大阪が積極的にミドルを打ち危ないシーンが何度かありました。でも、
ゲームの流れ的にはサガン鳥栖も持ち前の運動量でプレスを掛けC大阪のペースながらも中盤の潰しあいで非常に見ごたえがあったように思います。
【スタメン】
FW:31.谷口 19.山城
MF:18.野崎 10.高橋 8.衛藤 24.清水
DF:6.高地 5.飯尾 2.柴小屋 13.日高
GK:1.赤星
【サブ】
FW:11.レオナルド 7.廣瀬 MF:23.島嵜 27.下地 GK:21.室
C大阪は確かに個人レベルでの技術は素晴らしいし怖い感じもあったのですが、 逆に個々の力に頼りすぎて組織で玉を動かすという面では鳥栖のプレスに苦しんでいたように思います。それにしても、 鳥栖の運動量は素晴らしいですね。前線の2トップも自陣に戻ってボールを追いかけていましたし一つのボールに2、 3人が取り囲みボールを奪っていました。
後半からは怪我から復帰したレオナルドが入ってから明らかに鳥栖ペースになっていきます。
そして飛び出した後半19分、センターライン付近で左サイドから衛藤が中央の山城へパス。
山城がワンタッチでDFの裏へ高いボールを放り込みます。
谷口と相手が競り合い相手が頭で跳ね返したボールが浮き玉となり落ちてきたところを谷口がダイレクトでシュート。
ドライブがかったボールはGKの手を越えて右サイドネットに突き刺さりました。
後半19分 FW31.谷口 堅三(鳥栖) 1-0
堅三がやってくれました!
前半から相手バックパスにも全力で追いかけ走り回って頑張ってくれていたので、このゴールは非常に嬉しかった。
開幕戦の飯尾のゴールと同じような角度からのドライブシュートでした。
この得点からますます鳥栖が走り勝ってきます。
前掛りになったC大阪から2トップが基点となってカウンターを仕掛ける形ちが何本か見られましたが追加点ならず。
鳥栖の選手が最後まで良く走って守りきり無失点で勝利。
開幕2連勝です!!
これまで開幕戦を勝利したことすら無かったので開幕2連勝と言うのも初めての経験。
私もどう喜んで良いのかわかりません(笑)
しかもこの試合のスタッツを見ると17本もシュートを打ってたんですね。 (;`∀´)
そして、2試合を終わったばかりでこんな事を言うのもなんですが、未だに無失点は広島と鳥栖だけです。 昨年の第一クールは大量失点を重ねる試合が続きましたが今年はやっぱり違うのかなと言う感じがしてきます。強敵相手に1- 0で勝ったという事実は若い選手が多い鳥栖にはものすごい力になると思います。
シンヨンと藤田が出場しなくても19歳の谷口がゴールを上げ勝った試合。
絶対的なエースが不在でも勝てたと言う事は、戦力が揃った時の鳥栖はどれだけ強いチームになっているだろうと。
次の相手はJ1降格組みの横浜FC。
真新しくなったサガン鳥栖のアウェイユニの初お披露目になる試合ですよね。
今季初のアウェイ試合になりますが、この試合で勝ち点3を奪えたら鳥栖の強さは本物だと思いますし、
スタートダッシュが成功したと本当の意味でいえるのではないでしょうか。
ますます、今年のサガン鳥栖が面白くなっていきそうです。
3月20日(木) 2008 J2リーグ戦 第3節
鳥栖 1 - 0 C大阪 (13:05/ベアスタ/7,839人)
得点者:64' 谷口堅三(鳥栖)
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