Jサテライトリーグ サガン鳥栖vsサンフレッチェ広島
Jサテライトリーグ Dグループ第21日
昨日は猛暑の中で行われた、J2第34節仙台戦に見事に快勝したサガンだった。 今日は鳥栖陸でサテライト戦、昨日の晴天からは打って変わって曇り空だったか非常に蒸し暑い。 スタンドに座っているだけだが汗が額から滴り落ちてくる。両チームの選手達には酷な条件での試合開始となってしまった。
鳥栖ウォーミングアップ中。
広島ウォーミングアップ中。
14時の試合開始直前に大雨が鳥栖陸を襲った。上空が真っ暗になり急いでベンチのテントが設営される。
しか~し!テントを張ると試合がまったく見れなくなる状況に観客からはブーイング。しかし、
雨は一向に降り止む気配はなく大雨の中での試合開始となった。
ピッチへの入場までスタンド中央で待つサガンの選手。
ピッチへの入場までスタンド中央で待つ広島の選手。
大雨の中テント設営が続く中試合開始。
前半開始直後から、FW茂木&
ガウボンというサテライト戦では反則的なメンバーで望む広島に圧倒的に押されっぱなし。一方のサガンはというと、
中盤でなかなかプレスが効かず、広島の攻撃を終始受け続ける状態。
サガンがボールを持っていても大きく前線へクリアするのが精一杯の状況だったが、
次第にボールが落ち着き始めサガンもボールが中盤で回り始めていた。
何度が広島の決定的なシュートもあったがGK中林の好セーブなどもあり前半は0-0で終わる。雨はすっかり上がったが益々、
蒸し暑さが増してきていた。
控え室に戻る両チームの選手達。
そして、後半開始。なんと、開始早々に中盤からのFKをペナルティエリア付近でFW氏原が受ける、 広島DFを背負いながら振り向きざまにシュート!!
GOOOOOAL!
!
後半1分 FW11.氏原(鳥栖)1−0
な、なんとサガンが先制!!観衆400人の歓声で鳥栖陸が揺れる。 前半を見てても押し捲られていたサガン。後半も厳しい試合になると思っていたが前半の開始直後に先制点を取れるとは。。 そうなると、広島のメンバーから見ても力が劣るサガンが攻勢にでる。後半の15分までは終始サガンペースで試合が行われていたが、 これもまた次第に広島ペースに変わっていく。中盤でつながれ両サイドからあっさり中央に放り込まれたり、 サイドから中へ強烈なドリブル突破を仕掛けられ決定的なシュートを打たれたりもしたが、 後半から交代したGK河原の好セーブとサガンの12人目の選手と化したゴールポストに何度か助けられる。 こういった事もあってか広島の攻撃もだんたんと単調になっていき、サガンのDF陣に跳ね返され、タイムアップ!!
サガン鳥栖1-0サンフレッチェ広島
2日続けてサガンの勝利が見れるとは・・・。
そして、骨折のケガから一生懸命リハビリに励んでいたMF19.高林が90分間フル出場。試合中も何回か相手選手との接触プレーがあり”
ヒヤッ”とさせられる場面もあったがそれだけアグレッシブに動けるのもベストに近い状態なのだと感じさせた。
得意のミドルシュートは1本だけに終わったが献身的な守備と豊富な運動量は、トップへ上がるのも時間の問題だと思った。
試合終了!お疲れ様でした。
[日時]10月2日(日)14:00キックオフ
[会場] 鳥栖市陸上競技場 [天候] 雨のち曇り
[ピッチ] 良芝、水含み [入場者数] 400人[結果]
サガン鳥栖 1‐0 サンフレッチェ広島
勝点10 勝点 13
[得点]
後半0分 氏原 (鳥栖)
[メンバー]
【サガン鳥栖】
GK 中林洋次DF 奈良﨑寛DF 一柳夢吾DF 八田康介
DF 竹村栄哉MF 阿部文一朗MF 佐藤大実MF 高林佑樹
MF 長谷川豊喜FW 氏原良二FW 下司隆士
(SUB)
GK 河原正治DF 山戸翔太MF 大本圭介MF 小川聖太
FW 鶴田庸平【サンフレッチェ広島】
GK 上野秀章DF 西河翔吾DF 吉弘充志DF 池田昇平
MF 森脇良太MF 高柳一誠MF 桒田慎一朗MF 木村龍朗
FW 茂木弘人FW 盛田剛平FW ガウボン
(SUB)
GK 佐藤昭大DF 入船和真DF 中尾真那MF 高萩洋次郎