【スタメン】
ＦＷ：9．アンデルソン　25．藤田
ＭＦ：19．山城　15．鐡戸　14．高橋　18．廣瀬
ＤＦ：16．高地　4．吉田　5．飯尾　2．小井手
ＧＫ：12．赤星
【サブ】
ＦＷ32．ジョズエ　ＭＦ：23．衛藤　 22．石田　DF：6．村主　ＧＫ：21．太田

それにしても、最終ラインから前線へロングパスや逆サイドへの展開、細かいパスなどで水戸を上手く崩していたと思います。 5得点とも昨年のようなサガンらしいサッカーで得た得点でした。 ＦＷが結果として得点して勝利したのですが、私の中では怪我から復帰の高橋、 吉田、小井手を注目して見ていました。

前半の2得点（藤田・アンでルソン）は小井手のクロスを上げるタイミングと精度が素晴らしかったと思います。ここまでの小井手は、 深く切り込んでからクロスを上げようとしていた為、その前に相手に潰される事が多く、素晴らしいクロスの精度を持っているに、その持ち味が出せないような感じでしたが、昨日はまったく違って、 フリーになれば積極的に中へクロスを供給しチャンスを作っていました。

そして、影の立役者と言えば吉田でしょう。空中戦でもフィジカルで勝っていましたし、 一対一でのボールの奪い方もさすがだと思いました。ポジションというか相手との間の取り方が良かったですね、いぶし銀でした。
初スタメンの飯尾と共にカバーリングをし合いながら冷静に対処していましたし、 これまで無かったＧＫ赤星との連携も目立っていました。ま、 試合からして余裕もあったのかもしれませんがＧＫに一旦返してからゲームを組み立てる場面が多く見られました。これまでのバックパスと言えば” パスコースが無いからＧＫへ返す”というバタバタ感が多かったように感じましすが、この試合ではあくまでの攻撃のリズムを組み立てる感じで。。
なので中盤の選手も後ろを気にする事無く、前を向く事に専念できたでしょうし、落ち着いてポジションや選手間のバランスを確認する時間が出来ていたと思います。

高橋は右膝のテーピングが痛々しく、まだちょっと右足をかばうような、動きもありましたがボールキープはさすがですね。 相変わらず相方の鐡戸が超攻撃的なので守備に攻撃にと大忙しですが、高橋じゃなければ出来ない素晴らしい運動量を見せてくれたと思います。 放り込みサッカーではなく、高橋がドリブルで持ち込んだり簡単にパスを叩いたりと選手のプレーを見て久しぶりにワクワクしました。

ただ、ボランチの鐡戸でさえドリブルでシュートを打てる場面があったほど水戸のプレスが効いていない中、もうちょっとシュートの精度やパスのスピードが欲しかった場面も多々ありました。 バイタルエリアに入ってシュートを打てる場面であえてパスを選択したり、カウンター攻撃の場面であえてスローダウンしてパス回しなど。。

こういう自分達のペースで出来た試合だからこそ、思い切ってシュートを打ってみるとか、色々な事にチャレンジして簡単で超シンプルなサッカーで良かったのではないかと思いましたね。

この試合はこの試合で非常に良かったのですが、、上位との対戦で水戸戦で見せたサッカーではどうかなと。ま、その時はその時で上手く対処してくれるでしょうけど、、この試合をきっかけに、これまでの分を取り返して欲しいと思います。

中2 日でここまで無敗の仙台が相手ですが、上位キラーの本領発揮と行きましょう！！

4月11日（水） 2007 J2リーグ戦 第8節
鳥栖 5 - 1 水戸　（19:03／鳥栖／3,070人）
得点者：'14 アンデルソン（鳥栖）、'20 廣瀬浩二（鳥栖）、'26 藤田祥史（鳥栖）、'31 塩沢勝吾（水戸）、'68 アンデルソン（鳥栖）、'82 藤田祥史（鳥栖）
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【J2： 第8節】鳥栖 vs 水戸：試合終了後の各選手コメント  [ J's GOAL ]
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