ハーフタイムもかなり強い雨が降りしきる中、イベントの打ち上げ花火は強行された。
「ドリームスも後半に向けてかなりやる気やね」と思っていたわけですが、この花火の打ち上げも色々と諸事情があったとはね。

後半になっても選手達がピッチ上に姿を現さず。
ハーフタイムまでと打って変わって、雨も降っていないし前半のような雷が光っているという事も無い、 前半よりもいたって安定した夜空に見える。
そして一回目の場内アナウンス。

「ただ今、後半開始に向けての協議を行っております。」

これから、50分間、終始このアナウンスだけ聞かされるはめに。
私も含め殆どの人は、「雨は降っていないし前半よりはコンディションが良いのになぜ協議？？」と思っていたはず。
あの台風接近の中で豪雨の中で行われた西京極に比べたらなんて事無いだろうに。 そして普通に試合を始めていれば普通に試合が終わっていたであろう20時50分頃。

「佐賀県内に出されております雷警報が解除されませんので、このまま試合を中止・・・」

雷警報が出ていた事を50分も待たされた挙句に初めて聞く。
選手だけを避難させて、両サイドスタンドの３階席（屋根なし）、落雷の恐れが最も高いお客さんは前半からそのまま放置。
運営は本当にお客さんの安全を考えてくれての中止だったのか。

ドリームスがお客さんを喜ばす為に色々な企画をしてくれるのはありがたい。
しかし、今回の事でドリームスが鳥栖スタに足を運んでくれたお客さんの事を本当はどう思っていたのか、お客さんをどういう扱いにしていたのかが見えたような気がする。
50分もの間、協議ばかりしてお客さんは濡れたベンチで放置ですか。
正直、私はこの一件でドリームスに対する見方が少し変わったのは確か。

20時50分に中止のアナウンスが流れたが、20時30分には大雨洪水警報解除、雷警報なんて一度も出ていないし、そもそも、雷に警報なんて無いし、雷注意報なんて試合開始前からとっくに出てたし。なぜ、試合を始めておいて後半から中止にしなければいけなかったのか不可解な事が多すぎる。

この日は渋滞から始まり試合の中止まで、本当についてなかった。いや、私以上に東京や神奈川から来ていたサポーターの方がよっぽど悔しい事だろう。